訳 詞 と 考 察

la civilisation faible
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  Rage Against The Machine  

“マシーン”に対する“怒り”。それは単に人種混交文化の中から生まれたポップなレベル・ミュージックの確立としてだけでなく、音楽こそが全き政治の一つの実践であるという現実から逃げない、意識の高さという点でアメリカ文化史におけるエポックだったかもしれない。すべての詞を手がけたザック・デ・ラ・ロッチャは、アメリカという海賊船の甲板を飛び跳ねる、まさにピーターパンだった。
当初はシステム・オブ・ア・ダウンとの関連においてのみ言及する予定だったが、このバンドの残した衝撃は、やはりその程度の扱いで済ませられるものではない。いや、この世界がそのいびつな相貌をいよいよあきらかにするにつけ、これは進行形の衝撃なのだ。

     訳 詞   
  1.  BULLS ON PARADE   (1996)
  2.  SLEEP NOW IN THE FIRE   (1999)
  3.  TESTIFY   (1999)
  4.  NO SHELTER   (1999)
  5.  BORN AS GHOSTS   (1999)
  6.  MARIA   (1999)
  7.  PEOPLE OF THE SUN   (1996)
  8.  KNOW YOUR ENEMY   (1992)
  9.  FREEDOM   (1992)
  10.  KILLING IN THE NAME   (1992)

     考 察   
   Anger Is The Gift―または“怒り”の考察

     DATA   
   ・原詩が読めるサイトの一例   zack de la rocha network
  ザック・デ・ラ・ロッチャの公式ファンサイト。Sections内のlyricsから。

・レイジおよびその後身バンドAudioslaveをメインにした日本のファンサイト EFFECT

・バンドの歴史、メンバーの来歴、社会運動へのコミット等、初心者にもわかりやすい解説は
 ロックで社会問題を考える会 の レイジ関連ページ(左フレーム)より

・メキシコ先住民族運動支援委員会(日本)機関誌『ラカンドン』の記事より
 サパティスタ支援コンサートを開いたバンド「レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン」の魅力



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