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私はテーブルに腰かけ 私自身の戦争と向き合う
何もかも 何もかも無益なものに見える
私はバリケードを知っている
壁のモルタルの砕けるのも知っている
私は兵器を承認し それらを使いこなしてきた
だがこれはあやまちだった やり直す機会がほしい
私は壁を築いた そして
それを打ち崩す一人になるだろう
洗練された弁明のための英知に長けていた私は
要求が述べられぬまま放置されたことを証明し 再戦を要求する
私は引き分けを宣告し 深く潜んでいる己が動機を見抜く
私は兵器を承認し
その鍛錬に励み 自分自身と一体化させた
・・・・君が同情してくれるとは 共感してくれるとは
それは何の力によるものだろう?
これは私のあやまちだ 良きものを築く機会がほしい
私は壁を築いた そして
それを打ち崩す一人になるだろう
手を伸ばして。
私を強く抱きしめて・・・・この記憶とともに。
私の冷たい機械が 私に語り出すように──
──これは私の世界 そして
この世界の指導者だとうぬぼれていた
これは私の人生 そして 私の時代
私は自由を与えられた 私が思い描く世界のために
私が建てたこれらの壁は もう壊さなければならない時だ
君が同情してくれるとは 共感してくれるとは
いったい何の力によるものだろう?
これは私のあやまちだ 良きものを築く機会がほしい
私は壁を築いた そしてそれを打ち崩す一人になるだろう
君はモルタルに声を書き入れる
君はハーモニーに調和する
君はモルタルに声を書き入れる
君はハーモニーに調和する
私は壁を築いた人間 ただの一人の人間
だけど 壁を打ち崩す者の一人になろうとしている
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